アイレムの激ムズシューティング。
しかし、100%無理ゲーという訳でもなく、なんとかクリアできそうな難易度設定で、実際自分でもクリアできるという、達成感がハンパないゲームだ。
縦スクロールシューティングで、基本的にはザコキャラも出現パターンが決まっている。
スピードは4段階で、いつでも自分で調節することができる。
ついでにスピード調節した際のバックファイヤーには当たり判定付きで、敵を倒せる。
これを使って倒せるボスもいる。
途中で結構な頻度で出現するアイテムボックスからは、ポッド(オプション)か自機ショットのパワーアップアイテムが出現する。
ポッドには2種類あり、上方向へのみのショットを行う青ポッドと、自機移動の反対方向へショットを行う赤ポッドがある。
ポッドは3個まで付ける事ができ、4個目を取るとすべての色が4個目の色に変わる。
また、このポッドは、ショットボタンと変速ボタンを同時に押すと、両サイドのポッドを前方へ高速で飛ばすことができ、戻ってくるまでに当たった敵を倒してくれる。
ショットのパワーアップアイテムは9種類あり、それぞれかなり特徴がある。
ショットボタンを押し続ける事で、自機より広めに前方にリング上のバリア(敵への当たり判定あり)をはる事ができるバリア。
前方に2発発射され、敵と横軸が合うと直角に曲がっていくサーチレーザー。
前方へバブルのような丸い弾を扇状へ打つリングレーザー。
前方30度くらいにVの字に連射の速い球を打つVバルカン。
壁などにぶつかると跳ね返るボール状の弾を、前方45度くらいにVの字に発射する反射ボール。
前方へ扇形7方向へ弾を撃つバルカン7。
敵を追尾するサーチミサイル。
左右へ弾を撃つサイド。
前方へ2本貫通レーザーを撃つドリルレーザー。
使い分けも必要だが、意外とどれでもそれなりに進めたりする。
全8ステージで、前半5ステージ(レベル1~5)は仮想空間での訓練で、あとの3ステージ(エリア1~3)が実戦という設定となっている。
前半5ステージは、ステージクリアごとに撃墜率が集計され、5ステージ平均で90%を超えないと実戦へは進めず、補習ステージが待っている。
各ステージのボスは、はっきりいって初見ではまず倒せない。
特に3面のボス、マイケルは本体4個、オプション8個からサーチレーザーを放ってくるという、知らないとパニックになる攻撃を仕掛けてくる。
ただ、全体的に敵の出現位置が決まっており、覚えることで対処は可能。
ザコもボスも固いので、PCエンジンの連射パッドは必須だ。
実戦エリアは、とにかくやられまくるが、コンティニューを繰り返し何とかクリアすることがほとんど。
時々、ノーミスで最後まで行けてしまうというのも、このゲームの絶妙なバランスだと思う。
久しぶりにプレイしたところ、しばらくプレイしていなかったので、全然進めず衰えを感じざるを得なかった。
何度も繰り返すと、やっぱり少しずつ進めるというのも、なんだか嬉しい気持ちになった。
激ムズシューティングは数多くあるが、それらの中でもこのイメージファイトは名作と呼んで差し支えないゲームと言えるだろう。
補習ステージは超激ムズで補習と言うより罰ゲーム度:★★★★★
ショットパーツ交換するのが非常に難しい度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★★☆