賛否両論あるゲームとしては、ベスト5には入ると思われる、サイドビュー横スクロールアクションゲーム。
ちなみに、自分は激賛である。
父を殺害した忍衆を倒し、自身の出生を知るため、戦いに身を投じるという設定で、全7ステージを突破し、ラスボスを倒せばゲームエンド。
なんらかの攻撃をくらうと一撃でミスとなるアーケード版と、3回程ミスが可能なオリジナル版を選べる。
武器は刀、手裏剣、爆弾、鎖鎌の4種類あり、いつでも変える事ができる。
また、道中には敵の黄色忍者が現れ、倒すと武器のパワーアップ、分身の術(オプションが2体まで付く)、ちょっとしたバリア、画面内敵全滅のいずれかのアイテムが出現する。
武器で一番使えるのは鎖鎌で、レバー操作で自分の周囲を回すことができ、敵の武器を落とす事ができたり、射程がある程度広いため接近してくる敵も倒す事ができる。
その他の武器もなかなかの使い勝手だが、射程が短すぎるという意味では刀が一番つらいような気がする。
ボスへたどり着くまでに出現するザコキャラは、即死攻撃を繰り出してくるものがおり、当然ボスキャラも即死攻撃を放ってくるものがほどんどだ。
アーケード版は元々1発でミスとなるのでどうでも良いが、オリジナル版も一撃でミスとなるのはなかなかに厳しい。
さて、ゲームセンターなどでプレイしていた方は、とにかく7面の縦穴で正に地獄を見たのではないだろうか。
ラスボス直前の約20秒の落下である。
下から次々と現れる無敵の忍者群の隙間を縫って、落下し続けなければならず、その配置は固定とはいえ、いくら出現パターンを覚えていてもコントロールがしにくくなっているため、あっさりミスとなってしまう。
当然初見殺しで、初見でなくても相当難度が高い。
このため賛否が激しく分かれる事となっている。
グラフィックがキレイで、難度もそれなりなので、非常にプレイしがいがある。
少し前に久しぶりにプレイした際、武器を交換できる事を忘れていて、最初から最後まで刀でクリアした。
当然、コンティニューしまくりだったが。
それでも十分楽しむことができ、やっぱりこのゲームは面白いと再認識した。
良く考えたら、アーケード版をクリアした事がないと思うので、今度トライしてみようと思う
各ステージのボスは結構弱くて拍子抜けする度:★★★★☆
2周目には行かず潔い終わり方をする度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★★★