やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

第186回 F-ZERO

アメコミ感爆発のイラスト(笑)


ついにスーパーファミコンが発売されたのが、1990年11月21日。

 

 

 

 

発売前からすさまじい期待度で、当然のように爆発的に売れた。

 

 

 

 

ローンチタイトルは、スーパーマリオワールドとこのF-ZERO

 

 

 

 

自分は最初からF-ZERO一択だった。

 

 

 

 

理由はあまり覚えていないが、多分みんなスーパーマリオを買うだろうから、借りればいいやとか思っていたのかもしれない。

 

 

 

 

さて、このF-ZERO、ゲーム史に残る素晴らしいゲームだ。

 

 

 

 

ちなみにF-1の上を行くから「F-ZERO」である。

 

 

 

 

通常モードであるGRAND PRIXは、難易度が3段階、リーグが3段階で、それぞれ5ステージ。

 

 

 

 

近未来的なグラフィックのコースでレースが行われる。

 

 

 

 

最初に、車体重量、加速度、ハンドリング、最高速度にそれぞれ特徴のある4種類から1種類を選んで、コンピュータ操作の敵車とレースを行う。

 

 

 

 

残機+エネルギー制。

 

 

 

 

敵車とぶつかったり、コースサイドのガードレールに触るとエネルギーが減り、エネルギーが無くなると爆発しリタイア。

 

 

 

 

また、コースアウトすると一発でリタイアとなる。

 

 

 

 

ステージごとに順位ポイントが付き、5ステージ終了時のポイントで最終順位が決まり、総合優勝を目指して戦う。

 

 

 

 

さて、このF-ZEROは、GRAND PRIXがメインモードではあるが、実際はそうではない。

 

 

 

 

このゲームのメインは、タイムアタックだ。

 

 

 

 

舞台はもちろん「MUTE CITY Ⅰ」である。

 

 

 

 

なんと、発売直後に任天堂公式ベストタイムが発表されたのだ。

 

 

 

 

そのタイムはなんと、1分58秒※※・・

 

 

 

 

さすがに秒以下を覚えていなかったので調べたら、1分58秒97だった。

 

 

 

 

普通にプレイしていては、2分さえ切れないのに、このタイム。

 

 

 

 

全国の猛者が、このタイムの更新に、命がけで挑んだ。

 

 

 

 

 

車体は最高速度が最も速いファイアスティングレイ一択。

 

 

 

 

コース自体は全然難しくないのだが、そのコースを5周しなければならないため、ちょっとしたミスがタイムロスにつながる。

 

 

 

 

自分も、大げさではなく、本当に命を削る気持ちでプレイした・・・

 

 

 

 

人間、集中力が続くのは、せいぜい1時間30分。

 

 

 

 

それを超えると、明らかにどうでもいいミスが増えるのに、目を充血させてまで、親指が痛くなるまで、そして夜中の4時を過ぎてまでプレイし続けたものだ。

 

 

 

 

ラップを刻むのに様々な技を駆使しないとならないのだが、その技がかなりの高難度なので、ミスしたら速攻リタイアの繰り返し。

 

 

 

 

もう何が悪いのかさえ分からないまま、毎日のようにプレイし続け、やっとのことで出した自分のベストは、確か1分59秒97だった気がする。

 

 

 

 

2分を切った事が嬉しすぎて、一気に萎えた記憶がある。

 

 

 

 

もうこれ以上、どうすればいいのか分からなかったからだ。

 

 

 

 

ただ、世の中にはとんでもない人がいて、1分58秒前半のタイムを叩き出していた。

 

 

 

 

人間業ではない・・・

 

 

 

 

色んなゲームでやりこみプレイはできるが、ここまで一つのプレイ方法にみんなが熱狂したのは、多分このF-ZEROが最初だと思う。

 

 

 

 

 

そんな訳で、自分にとってF-ZEROは、寝落ちせず明け方までプレイし続けた記念すべきゲームだったりするのだ。

 

 

 

 

ファルコンが主人公のはずなのに全然存在感がない度:★★★★★

BGMがかなりイカす度:★★★★★

今でも楽しめる度:★★★★☆