1画面のみのトップビュー、面クリア型アクションゲーム。
10ステージ×10ラウンドで全100面。
フィールドにはパネルが5×7に敷き詰められていて、そのパネルはめくることができる。
パネルをめくると、その上に乗っている敵キャラクターはめくった方向へ1パネル分程度弾き飛ぶ。
その面にいるすべての敵を外壁にぶつけて倒し、敵を全て倒せばクリアとなる。
敵に接触したらミスとなる。
パネルはステージにより2層~7層構造になっており、さまざまな特殊効果を持つ物がめくるたびに現れ、シチュエーションによって、プラスにもマイナスにもなる。
敵キャラは非常に個性的で、プレイを見ているだけでも面白い。
一番印象的なのは、スイマー。
通常は、敵も味方もフィールドの上を移動するのだが、スイマーは名前の通り、上半身しか見えない状態で泳ぐように移動する。
そのほか、パネルをめくり返してくるヤツ、ジャンプして避けるヤツなど、非常に面白い。
イメージしにくいかもしれないが、すさまじく面白かった記憶がある。
実は裏面があり、ステージ10の5ラウンドくらいになると、敵のスピードがハンパなく、パネルをめくる暇も無くやられてしまう。
無限にコンティニューも可能なので、必死になって繰り返しオールクリアした。
最初はコミカルなキャラを見ながら、簡単なゲームだなと思ってたが、とんでもない思い違いだったということだ。
そして、何層目にどんなパネルがあるか(特にサンパネル)を知っておくと、秒でどんどんクリアすることができるという奥深さもあり、本当に良くできたゲームだと思う。
PS4やSwitchなどで、ダウンロード版が遊べるので、興味を持った方は、ぜひプレイしてみてもらいたい。
ここまでおススメできるゲームというのも、なかなか無いくらいだ。
クインティって誰の事なのか分からない度:★★★★★
開発者はポケモンの田尻智氏である事は知っていた度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★★★