パズルゲームと携帯用ゲーム機の親和性は、非常に高いと思う。
ちょっとした暇つぶしに最適だ。
テトリスについては、版権の問題があり、アーケードではセガ版が普通に稼働していたはずだが、家庭用テトリスはセガから発売されなかった。
先に記事として上げたように、ファミコン版で操作方法が変なテトリスがBPSから発売されたのち、ついに家庭用でまともなテトリスが任天堂からGB版として発売された。
経緯は定かではないが、最初なぜか充電アダプターを持っていなかった自分は、電池がなくなりそうになり、液晶がうすーくなっていっても構わずプレイし、最終的には電池切れでプレイ終了したこともある。
RPGをプレイ中に電源が無くなったら、場合によっては発狂ものだが、テトリスはそんなことにはならず、次のプレイに移れば良いだけ。
と言いつつ、やっぱり腹立たしい事もあるのだが。
さて、テトリスではプレイのクセが良く現れる事象が二つある。
まず、4段消しのための縦穴をどこに作るか。
真ん中派か、はじっこ派に分かれる。
真ん中に作ると、スピードが上がっても入れやすいが、積み上げる際に上手くはまらない可能性が高くなる。
はじっこは、スピードが上がった際に、少しだけ厳しくなるが、積み上げるのが簡単だ。
もう一つは、スピードが上がった時に、4段消しを続けるか、1,2段消しに切り替えるか。
落下スピードが上がり切ると、4段消しを続けるのは、かなり難しくなるが、あえてそこへチャレンジする事もアリだ。
レベルが上がり、一瞬で最下層まで落ちても、必死でゴリゴリ動かし回転させるのも楽しみの一つだ。
「携帯用ゲーム機でテトリスがプレイできる」≒「時間感覚が無くなる」である。
アーケード版では、プレイエリアの外に、なぜかサルが表示されていたのだが、中毒性があることを示したかったのだろうか。
まあそんな訳で、暇さえあればプレイしていた気がする。
面白いのは間違いない。
集中力が続かなくなりゲームオーバーになる度:★★★★☆
きょうだいで一人一台買ってもらう事になる度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★☆☆