当時、良質アクションゲームを連発していたコナミが、そのキャラクターを集めて全員主人公にしたゲーム。
当時、まだ任天堂でさえ出来なかった事をやってみせた、コナミの凄さを見せつけるゲームとなった。
サイドビューのアクションに、縦スクロールシューティングステージまで詰め込んだ、ごった煮的な印象だが、きちんと楽しめる形になっている所が凄い。
大魔王ワルダーに捕らえられたゴエモン、マイキー、シモン、月風魔、キングコング、モアイ(笑)を助け出すとマイキャラとして使えるようになり、それらのキャラを入れ替えながら、まずはアクション6ステージをクリアしていく。
2人同時プレイも可能で、ライフ制、パスワードあり、ゲームオーバーの概念が無いというのも面白いシステムだ。
プレイキャラは、いつでも変更可能、それぞれに専用武器があり、専用アイテムを取る事で使用可能になる。
敵を倒したり置いてある弾丸を取ると使用回数が増え、専用武器を使うと減っていく。
ちなみに、弾丸は、キャラが死んだ時に生き返らせるのにも使う。
専用武器は、ガン、ガン、小判、パチンコ、十字架、手裏剣、岩、イオンリングで、基本的に射程が長く、3方向に飛ぶ、威力が高いなどの特徴がある。
ライフが全部なくなったり、穴に落ちるとミスになるが、その場から別のキャラでリスタートでき、敵を倒すと結構体力回復アイテムのハートが出るので、ゴリ押しでもまあまあ進める。
シューティングステージは、ビックバイパーとツインビーに乗り込み、縦スクロールでワルダーの元へ進む事になる。
このシューティングステージが意外と難しく、結構ミスった覚えがある。
もちろん、ビックバイパーとツインビーの専用パワーアップも用意されている。
シューティングステージのワルダーを倒すと、その体内という設定のアクションステージに突入、真のラスボスを倒しに行く。
倒すと自爆カウントダウンが始まり、乗ってきたビックバイパー、ツインビーに乗って脱出するとオールクリアとなる。
それぞれのキャラごとのテーマ曲が使われていたり、ダメージ音や敵キャラもどこかで聞いた見たものがほとんどなので、思わずニヤリとしながらプレイできる。
今でこそ古いなと思ってしまうが、コナミ好きだった自分にとっては、友達から借りて(好きなら買えよ)ガッツリやりこんだ、思い出のゲームだ。
やっぱりシモンが好きでピンチになるまでひたすらシモンを使う度:★★★★★
やっぱりビックバイパーが好きで2人プレイでも頼んで乗り込む度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★☆☆