やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第134回 マイクタイソン・パンチアウト!!】

当時、とんでもない強さを誇っていたボクシング ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン

 

 

日本では、バンタム、フライ辺りのボクサーがメインで、華麗に舞うというのがボクシングだが、ラスベガスで行われるボクシングは、全然イメージが違う。

 

 

ヘビー級の人間同士が、相手を1ラウンドでKOをするために行うのがボクシング。

 

 

観客も、筋肉隆々の男が、一瞬で崩れ落ちるさまを見るために足を運ぶ。

 

 

1ラウンドから、ヘビーなパンチが乱れ飛ぶ。

 

 

そんな訳で、1ラウンドKOにならないと、お互いスタミナ切れで泥仕合になるのは必至だ。

 

 

というのが、自分の変なボクシング観だったりする。

 

 

 

 

 

それはさておき、このゲーム。

 

 

実はリングを広く使う事ができない。

 

 

手前に背中を見せたマイキャラ・リトルマックがいて、奥に対戦相手がいる構図は、ずっと変わらない。

 

 

そして、マックはフットワークを一切使わず、ダッキングとスウェー、ブロックだけで戦う。

 

 

こんなシステムで、どういうボクシングゲームなのかというと、「対戦相手のアルゴリズムを知り、それを解いて相手を倒す」というゲームなのだ。

 

 

すべての相手が、必殺パンチを放つ前に、どこかが光ったり動いたりするので、スウェーした後に連続パンチしたり、ブロックした後に連続パンチなどで倒す。

 

 

 

最初のうちは、相手が動きだしてから間があるので、少し余裕を持って動くことができるが、最後の方になるともう勘に頼るくらいのタイミングで動くしかなくなってくる。

 

 

しかも、相手の一撃で相当なスタミナが削られる。

 

 

どの友達から借りたとか細かい記憶はないのだが、マイクタイソンを破ってクリアした記憶だけはある。

 

 

動画を見てみたが、途中の対戦相手の倒し方も覚えていてびっくりした。

 

 

 

こういうゲームは、倒し方が分かってしまうと、途端に面白くなくなってしまうものだが、このゲームはそんなことは無かったように思う。

 

 

 

相手の攻撃をしのぎ切った隙にパンチを叩き込むという快感を、常に感じられるように作られたからだろう。

 

 

作り方次第で良質ゲームになるという良いお手本だと思う。

 

 

 

しかし、今プレイしたら、あっさり放り投げるんじゃないだろうか・・・

 

 

 

プロのリング上なのにずっとタンクトップを着ている主人公の?度:★★★★☆

そうは言ってもやっぱりちょっと単調と感じる度:★★★★☆

今でも楽しめる度:★★★☆☆