やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第131回 桃太郎伝説】

当時、週刊ジャンプでは、ファミコン神拳という、ファミコンを扱うコーナーがあった。

 
 
元々ライターだった、ゆう帝こと堀井雄二氏らが中心となって作られていたコーナーだ。

 
 
ジャンプの編集に関わっていたさくまあきら氏や、イラストを書いていた土井孝幸氏は、堀井雄二氏と旧知の仲で、色々話しているうちにドラクエベースのパロディゲームを思いつき、作られたのがこの桃太郎伝説だそうだ。
 
 
 
ちなみに土井孝幸氏は、桃太郎電鉄のキャラデザインも担当、一緒に仕事をしていた榎本一夫氏を桃太郎電鉄のボンビーとして描き、今でも登場し続けている。
 
 
ついでに榎本氏は、ドラクエのタイトルロゴを手掛けた人物である。
 
 
 
 
 
さて、このゲームはパロディというくらいなので、ゲーム内にギャグが満載である。
 
 
未だに印象深いのは、フィールドマップ上に、かなりのデカさで「アホ」と読めるように木が配置されているものだ。
 
 
他をいくつか挙げてみる。
 
 
術は仙人に習うのだが、ほうひの術がある。
 
 
ほうひは放屁だ。
 
 
一体何に使うのかと思ったもので、実際術を使った時のSEは必聴ものだ。
 
 
 
昔話らしく、お地蔵様が色々な所に配置されているのだが、7体どころか15体くらいとか、50体くらい配置されている所がある。
 
 
そして、謎というにはバカバカしい仕掛けがある。
 
 
 
その他、金太郎や、浦島太郎、花咲じいさん、かぐや姫三年寝太郎などが登場。
 
 
ちゃんとイヌ、サル、キジが仲間になり、冒険を助けてくれる。
 
 
・・・なんか同じことを少し前に書いたような・・・
 
 
 
 
ゲームシステムとしては、極めてオーソドックスな作りで、イジワルな謎もほぼなく、普通に楽しめる内容となっている。
 
 
その後リメイクや続編もリリースされ、かなり人気があったようだ。
 
 
今でこそゲームの桃太郎と言えば電鉄だが、最初は伝説だった事は、今の子供たちは知らないだろう。
 
 
ただ、今の美麗グラフィックに慣れてしまった子供たちが、粗いファミコンのゲームを見て思う事は、多分「こんなゲームプレイする気になんないよ」に違いない。
 
 
 
すでにスリのぎんじが登場していることに驚く度:★★★★☆
ひえんの高速スクロールが楽しい度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★★☆