やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第155回 スペースハリアーⅡ】

自分のセガに対するイメージは、「何かがちょっと足りない」「ずれている」である。

 
 
アーケードの巨大な筐体を用いたゲームは別として、家庭用のゲームは、マークⅢ、マスターシステムの頃から、面白いんだけど、なんかちょっと・・と思っていた。
 
 
 
そしてメガドライブである。
 
 
まず、本体からして、何故このデザインにGOサインが出たのかが謎だ。
 
 
 
デカデカと「16-BIT」の文字。
 
 
 
そこまでしてアピールしたかったんだろうか。
 
 
 
ハードの性能を活かすも殺すも、全てソフト次第なのだが、その辺りの戦略がキチンとたてられていなかったのではと思う。
 
 
 
 
 
さて、ローンチタイトルの1本であるスペースハリアーⅡは、なかなかのデキだった。
 
 
 
ただし、メガドラのポテンシャルを見せるという意味でだ。
 
 
 
グラフィックは当然きれいだし、スプライトのちらつきも無し。
 
 
 
 
だが、もうちょっとと思った部分は、BGM。
 
 
 
3音以上重ねられるはずなのに、ファミコンレベルのサウンドにしか聞こえないのは何故だろう。
 
 
 
手を抜いてしまったのか、本体の発売に開発が間に合わなかったのか・・・
 
 
 
残念極まりない。
 
 
 
 
 
 
実は、自分はスペースハリアーというゲーム自体が苦手だ。
 
 
 
3Dシューティングというジャンル自体がダメなのだ。
 
 
 
縦スクロール、横スクロールのシューティングは、ギリギリでかわすのも快感なのだが、3Dシューティングは、画面の向こうから迫ってくる敵や弾が、どの段階でギリギリなのかがはっきりしない(と思う)。
 
 
 
円を描くように移動し続けると良いようだが、そんな簡単に作られていないのは当然で、どうにも先に進めなかった。
 
 
 
大得意で、大好きという御仁もおられると思うが・・・
 
 
 
 
 
結局スペースハリアーは、ゲーセンで初めて見た時の衝撃を超えられず、あのレベルを家庭用で表現しきろうとするのは、相当大変だったのだろうと思えるソフトだ。
 
 
 
 
柱にぶつかってミスする度:★★★★☆
ちゃんと縦軸横軸合っているはずなのに敵にヒットせずモヤっとする度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★☆☆