自分史上、シリーズの中で一番多くプレイしたと思われるマリオ3。
発売されたのは自分が中学3年の時だったが、受験勉強そっちのけでプレイしまくった記憶がある。
全8WORLDで構成されており、各WORLDはエリアマップが存在、城にいるコクッパ達を倒しに向かう途中にアクションステージが配置されている。
今回からキノコとフラワーの他に、葉っぱやタヌキスーツ、長靴やPハネなど様々なアイテムが初登場した。
また、サイドビューはそのままで、全方向スクロールするようになり、非常に自由度が高くなった。
しっぽが付いている状態になると、助走してから空を一定時間飛べるようになり、上空に置いてあるアイテムを取れたり、土管に入れたりする。
こうらなげ、強制斜めスクロール、Pスイッチによる隠れ扉、コクッパステージの飛空艇、アイテムストック、ジャンプして着地するごとに進む方向が変わる移動盤、連続スターなどなど、様々なアイデアが盛り込まれ、とにかく飽きさせない。
ボリュームがかなりあるので、短時間でクリアしようとしても、笛ワープを使うわなければ相当な時間がかかるが、全然苦にならない。
クリアした時のやり切った感は、相当なものだ。
さて、自分がマリオというゲームの特徴と思う事は、「ミスする原因のほとんどは自分のせい」という事だ。
いわゆる「余計な事」をするからミスになる事が圧倒的に多い。
クリボーは歩くだけ、ノコノコも歩くだけ、パタクリボーやパタパタだって、ゆっくりふわふわしているだけ。
キラーだって、パックンフラワーだって、複雑な動きをするわけではない。
多少動きが読みにくいのは、ゲッソーとプクプクくらい。
ハンマー、ブーメラン、ファイヤーなどのブロス連中は、それなりに攻撃してくるが、大したことはない。
要するに、マリオというゲームは、敵キャラは大した攻撃をしてくるわけではなく、色んなことをしたくなるようにステージが作られているからやってしまい、プレイヤーが勝手にミスするようになっているのだ。
この「色んなことをしたくなる」≒「自由度の高さ」というのは、ゲームにとってかなり重要であり、面白さに直結すると自分は考える。
この後に発売されるマリオシリーズも、この点を外していないから面白いのだと思う。
このマリオ3だが、攻略本も購入、どこに何があるかもほぼ完璧に記憶、あらゆるアイテムも取りつくし、当然ゲームオーバーにならずにALLクリアするほどやりこんだ。
しかしだ。
かなりの時が経ち、例によってDLしたDSでプレイしてみると、こんなに難しかったっけ?と思うほど、全然できなくなっていた。
クリア時のスターを3つ揃えられず、リールの絵合わせに失敗し、全然残機を増やせず、ワールド4でゲームオーバー・・・
納得いかん!!
とはいえ強制スクロールは色んなことをしたくてもできずミスる度:★★★★☆
Pハネ最強度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★★★