パソコンソフトからの流れを汲む、ドラゴンスレイヤーシリーズのファミコン版。
なんだかんだで、他のいくつかのゲームもアレンジされるなどして、ファミコン版として発売された。
きこりの一家は、実はドラゴンと戦う一族で、超巨大なダンジョンに入りドラゴンスレイヤーを入手し、蘇ったドラゴンを倒すというのがストーリー。
サイドビューのアクションロールプレイングゲーム。
ライフ制。
家族は4人と1匹おり、それぞれ能力が異なり使えるアイテムも違うので、入れ替えながら、探索しなければならない。
行動するキャラを変えるには、一度地上の家に戻らなくてはならないため、ある程度進んだり、目的を達成したら家へ戻る事を繰り返して探索を進めることになる。
行動するキャラが持っていけるアイテムは3個まで。
ダンジョン内の色々の所々にある宿屋では、アイテムの持ち替えができる。
専用アイテムと誰でも使用可能なアイテムがあるが、それらはダンジョンの中の宝箱に入っていたり、ダンジョン内のショップで売っている。
アイテムは、一度使うと無くなるものと、取ったらその後はずっと使い続けられるものがあり、専用アイテムは一度取るとずっと使い続けられる。
さらに、ドラゴンスレイヤーを入手するためには、4つのクラウンをまず入手する必要があり、それぞれのキャラが適したルートへ進み、アイテムを駆使しながら、入手を目指すことになる。
ちなみに、クラウンを取った瞬間に、中ボスとのバトルへ強制移動させられる。
ダンジョンの広さはハンパなく、さまざまなトラップが配置されているため、相当な労力を要する。
調べたところ、16×16で256画面分の広さだそうだ。
トラップは、即死とかではなく、崩れる床や特定のアイテムでしか壊せない石があったり、道をふさぐ石を動かしてルートを作ったり、魔法を使って飛んでいかないと進めないなど、探索の足止め系だ。
また、ダンジョンの中には、ザコ敵、宝箱、宿屋、道具屋が配置され、ザコ敵を倒すと、通常はライフ回復のパン、マジック回復のポーション、お金、ドアを開けるキーのいずれかを落とす。
時々その他のお助けアイテムや、ライフを減らす毒も落とすことがある。
ちなみに、攻撃するためにはマジックが必要で、連打しながら進むわけにはいかなかったりする。
マジックは、他にも飛んだり、ドアを開けたり、岩を壊したりするのにも消費するため、たまに枯渇しそうになる事もある。
さて、巨大ダンジョンだが、部屋ごとに色々な特徴があるのだが、迷路のようになっている事が多い。
自分は迷路が好きなため、このゲームにハマり、かなりの時間を迷いまくりながらプレイした。
手元には、ファミマガの付録だった全体MAPを置き、書き込みながら一生懸命プレイした。
子供の自分にはかなり難しいゲームだったので、残念ながらクリアできなかったのだが、良い思い出として残っている。
今でもクリアしたいと思っているゲームの一つなのだが、今でも途中で挫折しそうな気がする・・・
BGMのナイス度:★★★★★
ペットのポチが実はモンスターで無敵という設定のナイス度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★★☆