この時期でも相変わらず画面固定型のアクションゲームが多かった中、スクロールし、ステージに変化もあるゲーム。
最初は、森林、次に堀、城壁、城内で霧姫を助け脱出、森林でボスと戦い、1周終了。
武器は刀と手裏剣で、時々出るパワーアップアイテムで手裏剣だけが強化される。
ステージごとにクリア条件が異なっており、条件をクリアすると次のステージへ進める。
自分は結構このゲームが好きだった。
何が好きかというと、「大ジャンプをした時の浮遊感」だ。
主人公が忍者だけあって、かなりの大ジャンプができる。
ふわっと飛び上がり、きれいな放物線を描いてジャンプすることが可能だ。
単なる上へのジャンプでも、重力が感じられるようなプログラムとなっており、最高到達点に近づくほど、ゆっくりになるのが良い感じだ。
この感覚が好きで、用もないのに大ジャンプばかりしていた。
で、やられる。
アクションゲームでやられないために重要なことは、いうまでもなく「無駄なことをしない」。これしかない。
そんなわけで、まともにクリアしたのかどうか、記憶がない。
記憶にあるのは、周を重ねるごとに、木々の色が変わっていく事。
1周目は緑、2周目はオレンジ、3周目は白になる。
要するに四季を表現しているのだ。
これもなかなかのアイデアだと思う。
冬の面までは行った記憶があるが、クリアしたのだろうか。
真のエンディングを見る(霧姫が十二単を着ている画像が現れる)には、4周する必要があるようだ。
そのためには周回を重ねなければならないが、ボスと戦う前に、直前で助けた霧姫がさらわれる。
1周クリアしても、助けた霧姫があっさり下忍にさらわれ、2周目もさらわれ、3周目もさらわれる。
ゲームとはいえ、間抜けな主人公・・
難易度は高くなく、理不尽さもないので、気軽に遊べるゲームだと思う。
城内から脱出する際に屋上から姫と一緒に超大ジャンプするが姫は絶対大ケガする度:★★★★☆
ボスも手裏剣一発でやられる潔さ度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★☆☆