やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第57回 ボコスカウォーズ】

すすめー すすめー ものどーも

じゃまなー てきをー けちらーせ

すすめー てきのー しろへー

おーごーれーすー たおすのだー

 

 

 

これをすぐに理解できた方は、ぜひお友達になりましょう。

 

BGMに歌詞を付けたゲームは、初めてなのではないかと思う。

 

超単調な短調のBGMがエンドレスで流れる中、王がナイトとポーン(だったと思う)の味方2種を引き連れ、敵の王オゴレスを倒しに行くゲームだ。

 

プレイした事がない方には、まったくイメージが付かないと思うが、右から左へ自分で味方を1マスずつ動かしながら、王が死なないように進ませるゲームで、敵から動いてきてこちらを攻撃してくる事は一切無い。

 

敵もナイトとポーンしかおらず、敵のいるマスへこちらからぶつかると自動戦闘開始。

 

1秒後に勝敗が決まり、こちらが勝つとキャラが残り、敵が勝つとキャラが減る。

 

ちなみに、ゲーム開始時には王しかおらず、フィールド内の木などに触れると、味方に戻って一緒に行動開始、こうして少しずつ味方を増やさなければならない。

 

更にちなみに、進行方向とは逆の、左から右へ敵にぶつかっていくと、勝率が高くなる。

 

数回勝つと、ナイトもポーンもレベルアップし、水色から黄色に変わる。

 

こうなると、滅多に負けないキャラになる。

 

通常は、敵は間引きされ配置されているが、ステージの区切りとして敵キャラが固まって配置されている関所のようなところがあり、ここを抜けると次のステージという設定だった。

 

ここは左からぶつかる事ができないので、必ず戦死者がでる。

 

王が死ななければゲームオーバーにならないので、とにかく王は戦わず、戦うときには左からさえ守っていれば一応大丈夫だが、やみくもに進んでいると詰む。

 

 

そんな訳で、大した面白くなさそうなゲームなのに、こんなに長々綴ったのには訳がある。

 

 

小学生の自分は、このゲームが大好きで、なんとオゴレスを倒した事があるからだ。

 

オゴレスを倒すと、パックマンの幕間の様なものがあるが、すぐに何事も無かったかのように、またスタート地点から2周目が始まる。

 

一度オゴレスを倒すだけで凄まじい満足度なので、2周目などやる気にならず、あっさりゲームオーバーになった。

 

 

今考えると、自力でラスボスを倒す事ができるゲームなどこれまで無かったので、かなり嬉しかったんだと思う。

 

今プレイしたら、どういう気持ちになるのだろうか。

 

 

王がやられた時にもパックマンの幕間のようなものがあり圧倒的にこれを見る事ばかり度:★★★★★

どうにかして左から敵に当たろうとしても全員一緒に動くので必ず誰かはやられるのが悔しい度:★★★★★

 今でも楽しめる度:★★☆☆☆