自分がファミコンを初めて見たのは、1983年の夏休み。
いとこの家へ遊びに行った時だった。
知る人ぞ知る、四角ボタンの初代ファミコン。
今考えると、いとこは何故こういうモノが発売されると知っていたのだろうか。
おじさんが突然買ってきたのかもしれない。
ちなみに、いとこの家は、ディスクシステムも最速で購入していた。
ファミコンより少し前に、GAME&WATCHが流行っており、もちろん激ハマリしていたので、ファミコンの魔力に抗える訳もなかった。
ちなみにGAME&WATCHのグリーンハウスやドンキーコングJrは、999点取っても終わる気配がないほどやりまくり、上手だった。
すぐにでも欲しかったが、どこも品切れ。
デパートの数量限定販売に朝から家族で並び、やっと購入。
一緒に並んでくれた親にガッツリ怒られながら、どっぷりハマっていった。
さて、ファミコンと同時に発売されたのは、ドンキーコング、ドンキーコングJrなどだったらしいが、自分が最初にハマったのは、マリオブラザーズ。
当時は小学生だったので、上手くはなかったが、どこまで行けるか必死でやったものだ。
記憶では35面くらいまでは行った気がする。
殺し合いも、もちろん白熱。
POWを最初に消そうとする友達に文句を言い、画面の反対側からファイヤーボールに押し付け、氷ドリンク(そう呼んでいた)でわざと地面を凍らせ、カメやカニは最速まで育てたものだ。
未だに音楽やSEを口ずさめるほど、脳に焼き付いてしまっている。
脳に焼き付いている音楽はたくさんあるが。
この時パッケージでしか表情が見れなかったマリオ&ルイージは、今ではとんでもない知名度を誇るゲームキャラになっている。
さっきも子供たちが、一生懸命マリオを操作していたという事実は、なかなかに感慨深いものだ。
協力プレイといって始めたのにいつのまにか殺し合いになる度:★★★★☆
走る音をピアノやエレクトーンなどで弾いた度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★☆☆☆