やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第118回 ファミリージョッキー】

競馬の事を何も知らない頃、単純にゲームとしてかなりのめり込んだ、競馬をベースとしたアクションレースゲーム。

 
 
最初に16頭の中から馬を選択。
 
馬の能力として、スピード、スタミナ、ジャンプ、ガッツ、ターボ、タイプがあり、レース中に出てくるアイテムを取ることで1ずつ上がっていく。
 
タイプというのは、道悪適性だった気がする。
 
最低値は0、最高値はA(10のこと)だ。
 
レース中に能力をアップさせるアイテムが2~4個コース内に配置されており、取ることで能力が1ずつアップする。
 
ただ、目に見えて変化があるかと言われると、なんとなく分かるのはジャンプだけだったりする。
 
 
他に体力回復、体力ダウンのアイテムがあり、何が出るのかは完全に運だ。
 
 
 
体力バーが画面下部に表示されており、走ると少しずつ減っていき、ムチを入れるとスピードが上がり体力が少し減る。
 
 
なので、ムチを連打すると、あっという間に体力がなくなる。
 
 
体力がなくなると、ムチを入れてもスピードが出ず、歩くように進む事になってしまうため、いかに体力を持たせつつ、走り切るかが重要になる。
 
 
 
全部左回りで、6頭立て。
 
連対しないと(要するに2着までに入らないと)次のレースへ進めないシステムとなっている。
 
 
新馬戦から始まり、全16レース。
 
最初はワンターンで距離は短いのだか、進むにつれてどんどん距離が長くなり、一周半とかする事になる。
 
途中には皐月賞日本ダービー菊花賞ジャパンカップ有馬記念天皇賞もあるが、なんといってもそこはゲーム。
 
本当のレースと距離設定が全く異なり、更に障害が設置される。
 
幅が狭いハードル障害と、幅が広い大生垣障害がある。
 
なので、能力にジャンプがあるのだ。
 
 
 
本当の競馬だと、障害に躓き落馬すると競争中止だが、このゲームでは、あまりに先頭から離された時に発生する画面外へのスクロールアウトとなった時だけ競争中止となる。
 
ただ、躓くと体力が一気に削られるため、途中で体力回復アイテムが出てくれないと、相当厳しくなる。
 
ついでに、先頭の馬から遅れすぎて、画面に押されると体力が減ってしまう。
 
 
ちなみに、体当たりによる進路妨害もちろん可能で、失格にはならない。
 
というか、他馬をブロックしなければ勝ち続けるのは難しくなるので、必須のテクニックだ。
 
 
あとは、コーナーのインは荒れており、スピードがそがれる。
 
なので、コース取りも重要になる。
 
 
 
 
当時、必ず選んでいたのが、ハイテックという馬名の馬で、スピード3、スタミナ4、他は全部0という能力だった。
 
とにかくアイテムを取り逃さない様にして、4コーナーは上手くコースを選択、直線はムチ連打がパターン。
 
障害はジャンプ0でもなんとかなるが、長距離戦でスタミナ回復アイテムが出なかったら万事休す。
 
ほぼクリアは不可能だ。
 
 
 
更にこのゲーム、2人同時プレイが可能なのだが、2人揃って先へ進むのは相当キツイ。
 
2人とも1着2着になり続けなければならないからだ。
 
 
 
 
意外と面白かったりして、一時期はこればかりで遊んでいた。
 
最初にも書いたが、本格的な競馬のゲームと考えてはダメで、それっぽいゲームとして楽しむのが正解だ。
 
 
リアリティを求めるのは大事だが、「ゲームとして面白いのか」という事を一番大切な事と位置付けて作られたゲームの見本のようなゲームだと思う。
 
 
 
あまり馬っぽくないがやっぱり馬としか言えない度:★★★★★
走破タイムは実際のタイムが計測されていて1200mは33秒台でビビる度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★★☆