あれだけ大フィーバー(笑)したファミスタだが、87年度版で投高打低になったことで、ゲームとしての爽快感が無くなり、みんなが少しつまらんという思いを持ったのは間違いない。
❜88に対する期待は当然大きくなったが、それなりに応えてくれた形で発売された。
基本的なシステムは変更なし。
新要素としては、連合チームが解消され12球団が揃った事、球場を4つのうちから選べるようになった事、好調選手がランダムで2人選ばれる事、スタメンの中で打順を変更できる事、投手が4人から6人になったこと、ファインプレーができるようになった事、エラーが起きる事などが挙げられる。
プレイするうえでは、打順変更はあまり関係なく、やはり好調選手が誰なのかと、どのタイミングでエラーが出るのかというのが重要だった。
9回裏一打サヨナラという場面でエラーが出た記憶は無いが、大事な場面でエラーされるとさすがに腹が立つ。
また、クリーンアップ以外の選手、特に1,2,6番打者辺りが好調だと、かなり有利になるような気がした。
球場選択では、やはり「かせんじき」が一番ホームランが出やすく楽しいので、ここを選択することが多かった。
そして、やはりファインプレーが上手く決まると、かなり快感だ。
しかし、外野に球が飛んだ時に、外野手の操作を誤ってジャンプしてしまった時のショックは相当デカかった。
それでもちょっと無意味にファインプレイをしようとしてしまうのは、しょうがないという事で。
ファミスタは、なんだかんだで発売されたら誰かが買うので、だいたいプレイすることになる。
結局対戦プレイの面白さは、いつの時代でも変わらず受け継がれていく。
海外では、RPGよりも対戦プレイができるソフトの方が人気があり、日本とは違う進化の仕方をしているそうだ。
オンラインで知らない人とバトルできるという時代になり、対戦プレイの方法も昔とは全然変わった。
しかし、隣に座って、オンラインで、のいずれでも、知っている人との対戦が一番面白いと思うが、どうだろうか。
先行ひいき後攻ひいきは全然使わなかった度:★★★★★
やっぱりMチームは強い度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★☆☆