やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第159回 ファイナルファンタジーⅡ】

スタートするとこの状態から始まる。

レベルというパラメータが無い。命中率、回避率のパラメータが超重要。

ラストシーン・・・




今ではもっとも多くの続編、スピンオフ作品が発売されているタイトルとなった(はずの)ファイナルファンタジーの2作品目。

 
 
 
もちろん今回もオーソドックスに広大なフィールドを旅しながら、敵とバトルしつつ物語を進めていく。
 
 
 
今作の最大の特長は、キャラの成長システムだ。
 
 
 
RPGで定番である、レベルという概念が存在しない。
 
 
 
バトルで勝っても、単純に経験値が入るわけではないのだ。
 
 
 
この辺りは、全然オーソドックスではない。
 
 
 
例えば、HPは敵から受けたダメージが多ければ多いほど上がり、MPは魔法を使えば使うほど上がっていく。
 
 
 
また、武器の種類、魔法ごとに熟練度が設定されており、使えば使うほど熟練度が上がり、与えるダメージが増えていく。
 
 
 
例えば剣に属する武器を使うと剣の熟練度が上がり、斧に属する武器を使うと斧の熟練度が上がる仕組みだ。
 
 
 
また、魔法は上位魔法が無い。
 
 
 
例えばケアル系はケアルラ、ケアルガとなるのが普通だが、今回はケアルしかなく、ケアルの熟練度を上げる事で、ケアルガ並みの回復量を得られるようになる。
 
 
 
もちろん、ファイア、ブリザド、サンダーなども同様だ。
 
 
 
このシステムは、今プレイするとなかなか奥が深いが、当時は非常に大変な思いをした記憶がある。
 
 
 
先へ進むための指標と考えていたレベルがないため、どのくらい成長したら大丈夫なのかが全然分からなかったからだ。
 
 
 
当時の情報収集は、専らファミマガファミ通で、その中にABリセット技や、パーティアタックを知った。
 
 
 
それでもなかなかに難しく、結構苦労したような気がする。
 
 
 
 
 
2~3年前に、3DSダウンロード版(要するに、リメイクされていないFC版FF2)をプレイしたが、思ったほど苦労しなかった。
 
 
 
何故かと言うと、ネットであらゆる情報を得ることができたからだ。
 
 
 
当時は全く知らなかった回避率の重要性と装備品の重量の関係や、ブラッドソードの無双ぶり、上手なキャラの育て方などを調べながらプレイしたのだ。
 
 
 
今では、どんなゲームでも攻略記事が検索でき、スムーズなプレイが可能だが、一度は何も知らない状態でプレイした方が、絶対に面白いと思う。
 
 
 
最近は時間が無いので、すぐに攻略ページを見てしまうが、それでもいくつかのゲームは自力でクリアしている。
 
 
 
どうしたら良いのか分からず何時間も彷徨った時の苦労や、自分で攻略法を見つけたり、謎を解いたりした時の嬉しさは、いつになっても良いものだ。
 
 
 
本来ゲームは、そういうモノだと思うし、参考程度に調べたりするのは良いと思うが、最初からすべて誰かに教わってプレイするというのは、特にRPAではもったいないと思う。
 
 
 
今作あたりからやりこみと言う考え方が広まってきて、そこを追求するために調べるのは大いにアリだろう。
 
 
 
 
FF7がリメイクされているが、FC版FF2も同じようにリメイクしたら、かなり面白いゲームに仕上がるような気がするが、どうだろうか。
 
 
 
 
何も知らずにプレイして開始10分くらいでキャプテンに全滅させられる度:★★★★★
チョコボ初登場はここだったかと驚く度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★☆☆