縦スクロールシューティング。
スピード感が気持ちよく、パワーアップも適度で、非常に良くできたゲームだ。
ただ、難しい。
このゲームの一番の特徴は、オートレベルコントロールが搭載されており、プレイヤーの能力で敵の出現具合が変わる事だ。
連射機能付きコントローラーを使って、切れ間なく弾を撃っていると、それだけで敵の数がハンパなくなる。
シューティングゲームは撃ってナンボなのに、このゲームはそれを許さないのだ。
敵が出現したらガッツリ連射。
倒したら小休止。
これを繰り返さなければならない。
メインウェポンとサブウェポンがあり、サブは0~7まで8種類用意されている。
メインウェポンは、ステージ途中に出てくる固定物を壊すと出てくるパワーチップを取ると、5段階パワーアップする。
サブウェポンは、ナンバーを運んでくる飛行物を破壊すると取ることができる。
パワーチップを複数個取るごとにも表れるので、結構な頻度でステージ途中で取ることができる。
サブウェポンもパワーアップ可能だが、例えばバリアを取ると敵の強さが一気に上がったりもする。
一番使いやすいのは通常状態で装備されている0番の様だ。
ステージは12まである。
それぞれが結構長く、途中でスクロールが止まり要塞が出現する。
要塞はほとんどの場合破壊しなくても先へは進めるが、出現と同時にタイムが表示され、これがゼロになる前に破壊しないと、その先でまた敵のレベルが上がる。
その他、細かいテクニックがたくさんあるが、知らなくても十分面白かった。
さすがに今プレイすると、背景が荒かったり、単調だったりするので、昔ほどの感動は無いだろうが、久しぶりにプレイしたいと思わせるゲームだ。
ディスクシステムでの発売の為この内容で500円という衝撃度:★★★★★
通常は難しくなってもいいから連射してしまう度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★☆☆