超名作、悪魔城ドラキュラの正当派続編。
ドラキュラⅡから原点回帰。
純粋アクションゲームとして発売された。
今回は、シモン以外に3人のキャラと途中で合流でき、それぞれ使用可能な武器、技、動きが異なる。
ステージ構成は変わらないので、制作スタッフはバランスを取るのに相当苦労したのではないかと思う。
今回の主人公ラルフ・ベルモンドは、当然ムチがメイン武器。
これまで同様十字架、聖水、オノ、懐中時計、ナイフがサブウエポンとして使える。
グラントは、ナイフがメイン武器。
攻撃力は低いが、身軽なので、壁や天井に張り付いて動くことができる。
なので、大幅なショートカットが可能。
慣れると操っていて非常に楽しい。
サイファーは魔術師で、通常攻撃のロッドは射程も短く攻撃力も低い。
ただ、サブウエポンである3種類のマジックは、非常に攻撃力が高く、使い勝手も良い。
はっきり言ってこちらがメイン武器だ。
アルカードは、ドラキュラの息子という設定。
通常攻撃は、前方へ打つ弾。
パワーアップすると3方向へ打つことができる。
ただ、使えるサブウェポンは懐中時計だけ。
一番の特徴は、コウモリに変身して飛ぶことができる事だが、当然ハートを消費する。
落下ミスになる場面や、ショートカット用だが、上級者にとっては実用的ではない。
今回はルートが分岐しており、選ぶルートによって仲間にできるキャラも変わるため、すべてのエンディングを見ようと思ったら、何度もプレイすることになる。
それでも、相変わらずFCなのに頑張っているグラフィックと、素晴らしいBGMのおかげで、全然飽きることなく、相当な回数プレイした。
さまざまなトラップや、癖のある動きをする敵キャラ、フィールドの作り方が相まって、非常にバランスの良いステージ構成がずっと続く。
よくぞ作ってくれたと思うほどだ。
当然全ルートを走破し、自分なりの縛りプレイも色々試して長い間楽しんだ。
そんな訳で、初代ドラキュラとこの悪魔城伝説は、自分の中では変わらずFCアクションゲームの超名作だ。
機会があったら改めてプレイしてみたいと思う。
分かっちゃいるがメデューサにやられる度:★★★★☆
初代より死神が弱く感じられる不思議度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★★★