ドラクエⅣも、この時期にリリースされていたか!と思ってしまう。
任天堂、ナムコ、コナミなどといった、一部のメーカーが発売するソフトは、当然のように一定以上のクオリティを保っていたが、それ以外のメーカーは相変わらずヒドいゲームを発売していた頃であったからだ。
さて、このゲームについては、結構思い出深いエピソードがある。
これまでのⅠⅡⅢは、発売日に購入しなかったのだが、Ⅳは自宅最寄りのショッピングセンター内にあるおもちゃ屋で予約して購入した。
しかも、発売一日前の夕方に。
当時、この店には「発売日前にソフトが買えるらしい」という、子供にとってはちょっと黒い噂が立っていた。
発売日には行列ができるなど、発売日が近づくにつれゲーム好きがそわそわするソフトの代表格ドラクエでも、そんな噂通りの荒業を繰り出してくれるのか、微妙に不安に思いながら、2月10日金曜日午後16時30分頃(多分)店に到着して聞いてみた。
・・・
普通に売ってくれました!(笑)
当時仲の良かった友達と二人で予約していたので二人で購入し、明日学校でどこまで進んだかだけ話そうという事で帰宅。
で、なぜ土曜日に学校で、という事なのかというと・・・
ちなみに部活で会うという訳ではない。
なんと、2月11日(土)は、何らかの試験があり、午前中は学校へ登校しなければならなかったのだ。
それなのに、前日にドラクエⅣを購入できたなんて、ひどすぎる。
というか、発売日にテストがあるなんてひどすぎる、が正解なのだが。
登校してどこまで進んだか、お互い確認。
自分は、2章の中盤。
友達は、なんと4章中盤。
友達には「なんにも勉強しなかっただろ!」と言いつつ、自分もあまりしなかったので、お互いテストなんてどうでも良いという感じだったのは間違いない。
その他にも、自分の中での盛り上がり具合はなかなかのもので、箱と自ら書き込んでいくノートと下敷きとワールドマップが付いた「導きの書」も購入。
多分、2、3回はクリアしたと思う。
のだが、プラットフォームがFCだったため、その後SFCやらPSやらに場所を奪われ、再プレイする機会が全く無くなった。
そして昨年2021年。
どーーーーーしてもプレイしたくなり、DS版をネットで購入。
1章ライアン、3章トルネコは、結構覚えていたのだが、それ以外はほとんど記憶なしで、特に5章は、本当に全く覚えていなかった。
ドラクエⅣは1章から4章の主人公が5章で集まり、世界を救うために戦うストーリー。
総勢8名(一応)が集い、バトルは最大4名で戦う事となるので、残りの4名は初登場となる馬車に乗って一緒に移動する事となる。
FC版のⅣのバランスがどうだったのかは分からないが、DS版はちゃんとバランスが保たれており、かなり面白かった。
最近のRPGは、たくさんの仲間の中から数人選んでパーティを組むのが普通だが、この頃はどういったキャラを選んでもバランスが崩れないように作るのは大変だったのではと思う。
また、Ⅳのストーリーは、非常に深く、考えさせられるものになっている。
多くの人々やモンスターの話を聞けば、その深さが感じられると思う。
やっぱりDQはプレイする価値のあるゲームであると、改めて感じた。
ストーリーを覚えていない時に新鮮な気持ちでプレイできる幸せ度:★★★★★
最終的にはどうしてもバトルメンバーが固定されてしまう度:★★★★☆
今でも楽しめる度:★★★★★