ほぼ同時期にドラクエⅣが発売されていたのだが、こちらも何度もクリアした記憶がある。
どういう時間の使い方をしていたのか、我ながら疑問だ。
多分時期をずらして購入したのだと思うが・・
さて、今回のメガテンⅡの舞台は近未来の東京。
とはいえ設定的には20世紀。
もう昔の話だ。
はっきりいって、女神転生シリーズは、明るいイメージはゼロ。
パッケージのイラストからして、前情報がない人には、意味不明なゲームとしか思えず、とっつきにくさは、ドラクエ、FFなどの比ではない。
だが、ハマってしまったら抜け出せない独特な中毒性がある。
今作は、3Dダンジョンだけではなくトップビューのフィールドもある。
当然基本は3Dダンジョン。
前作のように、ずーっとダンジョンの中にいる訳ではないので、そこまでダンジョンが広いという印象は無いが、トラップがあるので、分かっていないとかなりキツイ。
マップが分かっていれば、それだけで随分と楽になる。
そして、メガテンといえば、悪魔と総称される敵キャラ。
悪魔とのバトルでは、倒す事も必要だが、交渉して仲間にしないとその後のバトルでまともな勝負にならない。
交渉では、こちらの行動の選択肢が増えて、色々な流れで仲魔になったり突然攻撃されたりするのが面白さでもある。
そして仲間にした仲魔同士の2身合体と、今作から導入された3身合体。
主人公のレベルが到達していないと、仲魔にしたいキャラは合成できないので、レベル上げが楽しみだったりする。
より強い仲魔を作る事も楽しい。
敵として登場するザコキャラはスライムやゾンビ的なものが多いが、中盤以降は世界中の神々などが登場する。
このゲームでそういった神々の事を知る事となった。
プレイしている時はあまり考えていなかったが、買ったメガテン関連本を読んでいて、Y.H.V.Hを登場させるという事の衝撃について、とんでもない事だと知った。
また、開発チームの方々は、平将門を拝みに行ったり、厄払いをしたりと、色々大変だったようだ。
また、忘れてはならない、BGMのカッコ良さ。
動画で久しぶりにBGMを聞いたが、カッコ良すぎニヤけてしまった。
女神転生というゲームは、善悪の見方は相対的なものであり、何を正しいと考えるのかは、その立場次第だという事を示している。
シリーズ作品を通して、この点は変わらないテーマだ。
時間さえあれば、改めてプレイして、それぞれの立場のストーリーをきっちり確認したいと思う。
ファミコンのレベルでは敵キャラのグラフィックが残念過ぎる度:★★★★★
もちろんマルチエンディングを全部見る度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★★☆