元々はアーケードゲームで、トップシークレットという名のゲームだった。
FC版はアーケード版をリメイクしたというより、全然違うゲームに作り直したものになっている。
アーケード版は、もっと自キャラが丸みを帯びており、全然イメージが違うし、できるアクションもかなり異なる。
サイドビューの全方向スクロールアクションという部分が同じなだけだ。
FC版は、ずーっと欲しくて欲しくて仕方がなかったゲームだった。
なぜか。
それは、このゲームのウリである「ワイヤーアクション」が、気になって気になって仕方がなかったからだ。
主人公は、ワイヤーを使って、上の段に登ったり、いわゆるターザンのように左右にぶらんぶらんすることができる。
ワイヤーを伸ばしてぶらさがり、その状態で左右に振って反動で空中を飛び、空中にいる最中にまたワイヤーをどこかに引っかけて更に空中を飛ぶような事も可能で、実際これができないとクリアできないステージもある。
もう、これがやりたいがために買ったようなものだ。
さて、このゲームはカプコンから発売された。
この時点で、ある程度難しいゲームであることは容易に想像がつく。
実際は、そこまで鬼のような難しさではなかったものの、やりごたえのあるゲームだった。
戦場の狼の主人公、スーパージョーを助けるために、今作の主人公ラッドが単身乗り込むというストーリーだが、それらを知らなくても楽しめる。
ラッドは、1mmたりともジャンプできないのだが、そんなことは1μmも感じさせないほどワイヤーアクションが秀逸すぎる。
ワイヤー操作を極めれば極めるほど、どんどん面白さが増していく、ゲーム史に残るゲームだと思う。
綴っていたら、どんどんプレイしたくなってきた・・・
「ェ」「ァ」にムカついた度:★★★★☆
ブランブランが楽しすぎる度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★★★