やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第128回 デジタル・デビル物語 女神転生】

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保存してあってびっくりした。

 

小説が元となっているRPG

 

 

事前情報なしで購入したら、相当混乱していたに違いない。

 

 

今でこそ続編のリリースが待たれるほど人気となったRPGだが、このシリーズ第一作が発売された時に、ここまで続くゲームとなる事を想定できた人はかなり少ないのではないだろうか。

 

 

 

 

日本創造の神、イザナギイザナミの転生した姿である、中島と弓子が主人公。

 

 

天才プログラマーである中島が、悪魔召喚プログラムにより、魔王ロキ、魔王セトを召喚してしまう。

 

 

2人は一度はロキとセトを倒すが、人間界制服を目論むルシファーが大魔宮を作り出し、イザナミを幽閉してしまう。

 

 

ルシファーを倒し、イザナミを助け出すため、大魔宮へ乗り込むというストーリー。

 

 

 

 

 

このゲームは、すべてが3Dダンジョンで、自力でプレイするならマップ作製が必須だ。

 

 

容量が少ないファミコンなので、1マス進むのに2フレームしか使われていない。

 

 

そのため、凄い速さで歩くことができる。

 

 

これはなかなかに気持ち良い。

 

 

ただ、すぐ正面の壁にぶつかってしまい、ドンドンドンというSEを聞くことになる。

 

 

 

 

出現する敵は悪魔と表現され、すべて神話や想像世界の生物で、日本はもちろん、北欧、インドなどの神々までもが現れる。

 

 

そして、最大の特徴が、その敵と会話し仲魔にすることができる事と、悪魔合体により、より強い仲魔を作り出すことができる事だ。

 

 

それらのキャラにもレベルが設定されており、自分のレベルよりも高い敵は、会話で仲魔になってくれないし、合成でも作ることができない。

 

 

合成できなくても合体の結果は分かるので、レベルを上げるモチベーションになる。

 

 

 

 

自分はこのゲームで、神話に出てくる神々を初めて知った。

 

 

同じような人は多いのではないだろうか。

 

 

 

 

さて、女神転生シリーズのテーマの一つとして、善とは、悪とは、という概念をどう捉えるかという事がある。

 

 

実世界における悪はそのまま悪だが、ゲーム内の悪魔はそれぞれが信念を持っており、そちら側から見たら、善の方こそ対立する考えを持っている存在として「悪」というとらえ方になる。

 

 

なので、いわゆる敵として現れるものは「悪魔」という表現をされることになる。

 

 

善悪という表現より、目指すべき世界が、秩序か混沌かという対立軸が正しいだろう。

 

 

このゲームではそこまでではないが、Ⅱ以降では非常に重要な要素となってくる。

 

 

非常に深い。

 

 

 

このゲームももう一度プレイしたいゲームの一つなのだが、最後までクリアする自信がない。

 

 

というか、時間がない・・・

 

 

 

 

オートでバトルして気づいたら全滅しかけて焦る度:★★★★☆

未だに今後ともよろしくという文言を書いてしまう度:★★★★☆

今でも楽しめる度:★★★☆☆