やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第106回 たけしの挑戦状】

世にいうキング・オブ・クソゲー

 

なぜこんなに悪名高いのかと考えると、不親切極まりないからという事になるのは間違いない。

 

なので、どうすれば良かったのかを考えてみたい。

 

 

 

まず、最初から行ける場所が多すぎる。

 

どこで何をすれば良いかも分からないので、行ける場所が多いと更に困る。

 

ある程度行ける場所を絞っておいて、クリアに必要なアイテムを取ったらフィールドを広げると良かったはずだ。

 

 

 

クリアに必要なアイテムがどこにあり、どうすれば取れるかが分からない。

 

少しでもヒントがあれば良かったと思うが、行き当たりばったりで突然取れたりするので、ここは調整すべきだった。

 

 

 

 

1時間だか放置しなければ取れないアイテムがある。

 

これをノーヒントで見つけた人というのは、プレイしている最中に電話がかかってきたとか、買い物を頼まれて出かけたとか、そのまんまにして暫く放っておかざるを得なかった人が、用を済ませて戻ってきた時に、たまたまコントローラーのマイクがONになっていた状態でなにかブツブツ文句を言ったら、いきなり表示が変わったとかそういった感じだろう。

 

これもちょっとしたヒントを入れておけば、見つけることは可能だったかもしれない。

 

 

 

結局のところ、「ヒントが何もない状態で総当たりするような作りをされると、手も足も出ない」という典型的な例だろう。

 

 

 

そして、最大?の問題が、「ゲームの目的が、ほとんど示されていない」事だ。

 

説明書には、少しだけ宝探しをしにいくのが目的らしい事が書かれているが、それが分かりにくいため、何をすればよいのかが最初から分からない。

 

目的不明だなんて、どういう事だ。

 

 

今だから書けるが、一応ゲームの大まかなストーリーを考えてみると、

1.会社も家庭も嫌になったサラリーマンが、

2.憂さ晴らしで入ったスナックでカラオケを歌ったらケンカになり、みんなぶちのめすと怪しい爺さんが宝の地図をくれたため、

3.宝の地図の場所へ行くために必要なスキルを身に着け、

4.無茶して宝探しをする

という事だろう。

 

 

これが分かっていれば、

1.退職届をだし、離婚する

2.怪しい爺さんは倒しておく

3.現地語を覚えて、ハンググライダー免許?をちゃんととるとか、必要そうな事は覚えておく

4.キャンセル技(アイテム表示?をすると敵がリセットされる)を駆使する

という事になるだろう。

 

 

 

ストーリーが分かっているだけで、もしかしたらと思える可能性は上がる。

 

 

 

そうはしなかったところが、このゲームの評価という事になるのだろう。

 

 

 

登場するすべてのキャラを殴れるし殴られるという世紀末度:★★★★★

解き方を分かっていてもクリアできそうにないひどいバランス:★★★★★

今でも楽しめる度:★☆☆☆☆