メーカーが付けたサブタイトルは、「アクティブ シミュレーション ウォー」。
ストーリーは、7章に分かれており、それぞれの章のソフトのプラットフォームが異なるという、壮大なゲームだ。
ファミコン版は、第6章に当たるそうだ。
PC用のゲームは、当然年齢層が高いため、色々な点で複雑なようだが、ファミコン版はかなり簡略化したようだ。
ゲームの内容としては、強制右スクロールのアクションと、ユニット配置からの自動戦闘というシミュレーションを組み合わせたものになっている。
トップビューの宇宙空間MAPにいくつかの星があり、攻略する星を選択すると、ざっくりとしたサイドビューMAPが表示される。
お助けアイテムである、画面上の敵全滅、エネルギー(自機の耐久力)回復、あらゆる敵を倒せる数発のミサイルを、MAPのどこで使うかを設定して、アクションステージスタート。
そこまで難しくはないが、最初のうちは自機の耐久力が3しかないので、油断しているとあっさり撃沈されてしまう。
MAPの最後に出現する、その星のボス(動かず弾だけ撃ってくる)の破壊ポイントを全て撃破するとステージクリア。
これを繰り返して星を攻略していると、時々敵の艦隊が星を取り返しにくる。
そこへ行くと艦隊戦のスタート。
敵味方とも3種類のユニットがあり、ステージは方眼状。
ターンの最初に味方機を配置、ターンを繰り返し、どちらかが全滅するか、退却するかで戦闘終了。
こちらが全滅しても、ゲームオーバーとはならないようだ。
ゲームをスタートする際に、レベル1~レベル4までを選択でき、ストーリー上のエンディングを見るためには、最も難しいレベル4をプレイしなければならない。
そして、アクションステージも、シミュレーションステージも、2人同時プレイができるのも大きな特徴だ。
仲の良かった友達が持っていたため、結構一緒にプレイしたが、相変わらずの情報不足で、ストーリーを知らず、目的も分からず、なんとなく面白いという事だけだった。
MSXやPC88、PC98といったストーリーすべてをきっちり流れ通りにプレイしたら、結構面白かったのではないかとも思う。
すべての機種を持っているような人は、個人ではほとんどいなかったのでは・・・
アクションステージの自機が結構カッコいい度:★★★★☆
シミュレーションステージの味方ユニットの一つが鯨に見える度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★☆☆☆