自分は迷路が好きだった。
今でも好きだ。
今でもはっきり覚えている。
友達の家に遊びに行った時に、別の友達が持ってきた「ドルアーガの塔」。
迷路だ!
どういう内容なのかは理解しないまま、速攻で親に買ってもらえるよう直訴。
そして家でプレイ。
説明書を読む。
トップビューの迷路を移動しながら、フロアごとの条件をクリアした時に出現するアイテムを探し出し、最終的にフロア59のドルアーガを倒して、フロア60で石にされた巫女カイを助けだすのが目的の、主人公ナイト・ギルガメスのアクションゲームだ。
そうだったのか。
早速プレイ。
結構難しい。
序盤で躓くのは、メイジの呪文だ。
フロア5でメイジが5体出る。
まずここで詰まる。
移動している最中に、どうしようもない方向から呪文が飛んでくるためだ。
更に、フロアごとに隠されたアイテムを出す条件を探し出すのが難しい。
フロア1は、グリーンスライムを3匹倒せば、カッパーマトックが出る。
フロア5では、必須アイテム「ホワイトスウォード」を取るためには、メイジの呪文を動きながら3回受けなければならない。
この辺はまだ分かりやすいが、少し進むと「剣を振りながらブルーナイトと交差する」など、偶然でしか発見できないような条件や、上上下下下下下と押すなど、どうやったら分かるのかさえ分からない出し方もある。
購入した直後は、アイテムが絶対必要であることも知らず、なんとか上のフロアへ進んでいたが、攻略本を購入したことで、プレイの仕方が一気に変わった。
アイテムの出し方は分かったので、いかにスムーズに上の階へ進めるかに目的が変わった。
そして、PSのナムコミュージアム3。
プレイ内容について、いろいろ評価してくれるようになった。
例えば、ノーコンティニューでどこまで進めたかが記録される。
最高記録はフロア44。
ノーコンティニュークリアは、まさに至難の業だ。
もう一つ高いハードルが「ジェットブーツなしでクリア」。
ジェットブーツがないと、動きが半端なく遅いため、タイムオーバーでミスになる確率が格段に高くなる。
また、ウィルオーウィスプから逃げ切ることも、アイテムを取ることも難しくなる。
これができた時は、かなりの達成感を味わったものだ。
今でも大好きで、しょっちゅうプレイするゲームだ。
ナムコミュージアムの闇ドルアーガは、自力でアイテムを出そうと結構頑張って、前半は何とか出せていたが、途中で挫折。
女神転生のようなスタイルにして、リメイクしてくれないかと期待しているが、まあ無理だろうな・・
ウィスプの動きを見切って最小の動きでやり過ごした時の快感度:★★★★★
ウィザードなどの呪文乱れうちをかいくぐりながらスムーズにフロアをクリアできた時の快感度:★★★★★
今でも楽しめる度:★★★★★