発売した当初より、DSで遊べるようになってからの方が、めちゃくちゃプレイしたゲームだ。
たった二つの風船を背負い空中浮遊しながら、鳥っぽい敵キャラの背中にある風船を割り踏みつけ倒していく。
自分の風船を割られないように敵キャラを全滅させる、サイドビュー固定画面のゲームだ。
ステージ下部の海に近づきすぎると、突然デカい魚が現れ一飲みでアウトになったり、雲から小さな雷が出てきて触ってしまうと感電死したりもする。
本当に慎重に動けば、意外とミスせずクリアでき、先のステージまで進めるようにできている。
あの浮遊感がなかなか秀逸だ。
惰性があるので急には止まれないとか、ホバリングしつつ、敵キャラよりもちょっとだけ上に行って風船を割るなど、細かなボタン操作が求められる。
ステージ数は忘れたが、二人同時プレイをした際に、2プレイヤー側が右斜め上に一気に浮上すれば、一網打尽できる配置のステージがあり、それをやるためだけに、二人同時プレイもやった。
また、4つの土管から20個の風船が出てきて、画面上部へ消えてしまう前に体当たりで消していくボーナスステージもうまくできており、パターンを記憶してパーフェクトを目指したものだ。
そして、忘れてはいけないトリップモード。
オートスクロールする空中を、画面中に配置された雷迷路を避けながら風船を回収し、ただひたすらミスしないように先へ飛ぶモードだ。
一回浮上を多くおこなってしまうだけで、雷に触ってしまいゲームオーバー。
下がすべて海なので、近づきすぎると魚に食われてゲームオーバー。
最初の方の雷は動かないが、途中から色々な動きをするため、避けきれずゲームオーバー。
悔しくてもついもう一度とスタートしてしまう、中毒性があるゲームだ。
超シンプルなのに、ここまで楽しいというのは、本当に凄い。
こちらも隠れた名作と言えるだろう。
ふわふわ度:★★★★★
2人同時プレイ時ケンカ度:★★★☆☆
今でも楽しめる度:★★★★☆