現在のメインストリームの礎は、ファミコン初期のベースボール。
対戦の楽しさを知らしめたのもベースボール。
外野手の動きがノロくても、「こういうゲームなんだからしょうがない」と思わせるほど楽しいベースボール。
基本的なことは、総て出来上がっているというのが凄い。
別に「1番 ふくもと」と表示されていなくたって、勝手に自分の理想のオーダーで、1番は「福本」と思ってプレイしたものだ。
ベースボールに限らず、その後出てくるソフトの原型を、ある程度は作り上げてリリースしてくる当時の任天堂のスタッフは、相当優秀な人々が開発に携わっていたのではないかと思う。
当然今プレイすると、なんじゃこりゃかもしれないが、どんな分野でもパイオニアがいないとその後に道はできない。
プレイした感想ではなく、そういった観点で見てみるのも、ゲームの評価という意味ではアリなのではないかと思う。
それにしても、外野手。
もっと走れ!!
動きかくかく度:★★★★★
スタジアムの縮尺がおかしい度:★★★★★
今でも楽しめる度:★☆☆☆☆