やっぱりゲームが好き!     〜ファミコン世代の       懐かしゲーム回想記〜

借金してゲームを買った。コントローラーを握ったまま寝落ちもした。                〇〇〇しながら〇〇〇〇もした・・・そんな自分がプレイしたゲームについて、好き勝手に綴ります。

【第54回 スペランカー】

世間ではクソゲー扱いされているが、このゲームは非常によくできたゲームだと思っている。

 

難易度がちょうどよく、操作に慣れてしまえばほとんど死ぬ心配もない。

 

自分はかなりやりこんだため、5周目まで行った。

 

2周目以降は、鍵の取り方が変わってくる。

 

たしか2周目は見えないだけで、鍵のある場所に行けばとれて、3周目はフラッシュをたく、4周目はジャンプしながらフラッシュをたく、だったような気がする。

 

周が進んでも、地形が変わるわけではないので特に問題ないのだが、なんといってもゴーストの速さが尋常ではなくなる。

 

ゴースト登場の音楽に変わった瞬間に銃を撃っても間に合わない事が多く、これがほぼ死ぬ原因となってしまう。

 

さすがにこれはヒドイと思った。

 

逆に、これ以上目指しても強制的にやられるのなら、もうやめてしまえと思って、先を目指すのをやめたのだ。

 

 

投稿動画に、とんでもないスピードでずんずん進んでいくプレイがあったが、あそこまでは絶対無理だ。

 

どんなゲームでも、とことんやりこめば、あそこの域までたどり着くんだなぁと、とても感心した。

 

 

今でもなんとなくやりたいが、昔ほどの情熱をもってプレイする自信がない。

 

バーチャルコンソールでいつでもダウンロードできるが・・・

 

 

 

慣れるまではとにかく死ぬ度:★★★★★

タイトル画面のBGMをピアノで弾けるようになって嬉しかった度:★★★★★

今でも楽しめる度:★★★★☆

【第53回 スターラスター】

実はこのスターラスター、今でも気になって仕方がないゲームの一つだ。

 

当時はシステムが複雑すぎて、何をどうすれば良いかも分からず、敵にやられ、ベースで回復、結局デカい球体のボスに撃墜されるだけのゲームだった。

 

しかし、少しずつゲームの情報が得られるにつれて、かなり奥深い事が分かり、なんとかクリアしてみたいゲームになった。

 

とはいえ、元々結構難しいゲームであり、敵の編隊を1つ1つ潰して行っているうちに、守るべき星が破壊されてしまい、クリアに必要なメッセージが取れなくなってしまう(はず)。

 

なので、何度プレイしても、最終目的地の暗黒惑星へはたどり着けなかった。

 

 

ベースとなるゲームシステムは完璧だが、クリアの為の情報が乏しく、どのように進めることが最良なのかが分かりずらかった。

 

そういった部分がもったいなさすぎるとずーっと思っていた。

 

今、バランスを取ったリメイクが発売されたら、速攻で買う。

 

ナムコさん、頼むからリメイクしてください。

 

 

スペースノイドを出すことだけに一生懸命でクリアそっちのけ度:★★★★☆

球体ボスの出す弾の避け方が分からず一方的にやられる度:★★★★☆

今でも楽しめる度:★★★★★

 

 

 

【第52回 ルナーボール】

なにを考えたか、このゲームを買ってもらった。

 

親へのプレゼンでは、頭を使うゲームだからという事を一生懸命話した気がする。

 

ゲーム内容は、ビリヤードだ。

 

ただ、台の形が単純な長方形ではなく、変な形のものがたくさん用意されている。

 

そして、的玉は6個だけ。

 

ファミコンの処理能力では、これで精一杯だったのかもしれない。

 

狙いをつけるカーソルは、それなりに動かせるが、もっと細かく動かしたいところだ。

 

あとは、的玉がどこへ転がっていくかが分からないため、この方向へ転がるだろうと思った方向とは違う転がり方をすることが多かった。

 

コンティニューがないため、全然先に進めずすぐに飽きてしまった。

 

その後いくつかビリヤードゲームが出たが、やっぱりビリヤードは実際のキューを使ってやるものだと、後日つくづく思ったものだ。

 

一応ルナーという事で月面上でというコンセプトらしいが全く感じられない度:★★★★★

売上本数がどのくらいだったのかとても気になる度:★★★★★

今でも楽しめる度:★★☆☆☆

【第51回 いっき】

元々はアーケードゲームだったそうだが、ファミコン版しかプレイした事がない。

 

正直すぐやられてしまう事と、竹やりが役に立たなさすぎる事しか覚えていなかった。

 

あと、主人公の農民が敵である忍者に鎌を投げて倒すのだが、投げたい方向へ投げることができず、腹が立っていた。

 

 

今調べてみると、実はホーミングミサイルならぬ、ホーミング鎌というシステムだそうで、近い忍者を自動的に狙っているのだそうだ。

 

これはなかなかスゴイことで、これまでそういうゲームはなかったはずだ。

 

 

更に、チャレンジャーとまでは行かないが、それなりに広いマップを二人プレイできるというのもなかなかに凄いことだった。

 

 

しかし、地味すぎ、BGMもショボい、すぐ死ぬ、まとわりついてくる変な敵、少ないステージ数など、やり込める要素もなく、いわゆるクソゲー判定されてしまった。

 

 

歴史における一揆とは何かという事に興味を持つこともなく、一応こういうゲームがあったということだけは記憶に残っているのだった。

 

 

いっきなのに小判を8枚拾ったらステージクリアという農民の低い不満度:★★★★★

神様っぽいキャラがおにぎりを投げるボーナスステージのヘニャ度:★★★★★

今でも楽しめる度:★★☆☆☆

【第58回 オバケのQ太郎 わんわんパニック】

いわゆるキャラゲーといえば、バンダイの十八番だが、このオバケのQ太郎ももちろんバンダイから発売された横スクロールのアクションゲーム。

 

動くと腹が減り、空を飛ぶともっと腹が減る(=エネルギーが0になると飛べなくなる)という事で、そこら中に配置されているフードを取りながら、ステージ最後にある建物の窓から目当ての人を見つけると次のステージへ進むという流れ。

 

Q太郎は犬が嫌いということで、道中には犬がいて「ワンワン」というショートレンジの「弾」をQ太郎へ向かって出してくる。

 

Q太郎は対抗して「ガウ」という弾を出して撃退するが、限りがあり道中のペロペロキャンディーを取ると数回補充できるという仕組み。

 

フードを取ると時々Qマークが出現、取ると3秒くらい透明になり無敵となる。

 

 

と、まあこんな感じのゲームだが、なんのことはない、この頃大量発生したスーパーマリオの二番煎じだ。

 

この頃のゲーム雑誌では、結構大きく取り上げられており、周りにも何人か購入した友達がいた気がする。

 

 

実は、YouTubeで動画を見て色々思い出したのだが、見なくても覚えていた隠し要素が一つ。

 

4面だか5面だかに工場があり、煙突から煙がポコポコでる。

 

その煙のうち、天使の輪のような煙が出たら、下から画面上部までついていくと、高得点大量回復のフードがたくさんある空ステージへ行けるのだ。

 

何故かこれだけは、今でも覚えていた。

 

不思議だ。

 

 

Q太郎は鳥は苦手ではないはずだが道中の鳥に触れてもミスになるのが不思議度:★★★☆☆

全12ステージだという事を初めて知ったが自力では6ステージくらいしか行った事がない気がする度:★★★★★

今でも楽しめる度:★★★☆☆

【第50回 ポートピア殺人事件】

いわゆるアドベンチャーゲームと言われるジャンルのゲームだが、アドベンチャーは冒険という意味であり、RPGやアクションもアドベンチャーだろうと、ずーっと思っているがどうだろう。

 

 

こういうタイプのゲームは、もちろん初めてだった。

 

パソコン用のゲームとしては、コマンド選択ではなく、実際にをキーボードで入力しながら進めるようだったが、そこはファミコン用にアレンジされて、とっつきやすくしている。

 

当時はすでに、「発売すれば売れる」という状況になりつつあったので、小学生の友達も親にねだって買ってもらっていたのだろう。

 

殺人事件といわれてもピンとこず、単なるゲームとしか思っていなかった。

 

実際のプレイとしては、子供ながらに色々推理しながら頑張っていたことが思い出される。

 

小学生低学年の頃から、江戸川乱歩の少年探偵団の本を夢中で読んでいた自分にとって、腕が鳴るというか、自分にはクリアできると思い込んでのプレイだった気がする。

 

こういうゲームは総当たりにコマンドを入れていけば、そのうち正解に当たるものだが、そういうプレイは面白くないので、色々考えてやったが、そこは子供。

 

自分が思っていた通りの展開にはまったくならず、結局自力では解けずに止めてしまった。

 

 

そのうち雑誌か何かで、エンディングまでのルートが公開されたのだと思うが、一応エンディングは見た。

 

 

作者の堀井雄二氏のコメントとして、実はソフトの箱もヒントになっていたんですけどね、という言葉を見て、改めて見てみると、「はー、なるほど」と思わず言ってしまうイラストが描かれていた。

 

その後、様々なタイプのアドベンチャーゲームがリリースされたが、ファミコンゲームのパイオニアとしての役割は十分に果たしたといえるのだろう。

 

 

よく考えると主人公の自分が一度も画面に出ないという事の衝撃度:★★★★☆

ダンジョンで迷ってしまいどうしてよいか分からなくなる度:★★★★★

今でも楽しめる度:★★★☆☆

 

【第49回 バーガータイム】

このゲームは、塗りつぶし型に分類されるだろう。

 

ハンバーガーのバンズ、パティ、チーズなどといった具材がフロアに配置されており、その上を歩いて下へ落としていく。

 

下の方へ具材を落としていき、落とし切ってハンバーガーを4つくらい完成させたらステージクリア。

 

ステージが進むと、4段、5段、6段、7段という、とんでもないデカさのハンバーガーを作らなければならなくなる。

 

当然敵もおり、ソーセージや卵、ピクルスなどが主人公キャラであるコックを追いかけてくる。

 

使用制限があるソルトをかけると、動きを止めることができるほか、具材で挟んで倒したり、具材に乗せて落とすと重みで少し多く落とすことができる。

 

 

プレイ画像を見て今更気付いたが、追いかけてくる敵のアルゴリズムがある程度決まっている。

 

プレイしているころには気付かなかった。

 

ハシゴでフロアを移動するのだが、ほとんどきっちりアミダをやるように動く。

 

なので、先読みしながらシェフを動かすことができ、それで敵を避け倒しつつ進むのだ。

 

 

気付かなかった・・・

 

やっぱり子供ってそんなもん。

 

 

それにしても、固定画面のアクションゲームがこの時期にも普通に発売されていたんだなと思うと、一層任天堂の凄さが浮き彫りになる。

 

 

ここからもしばらく様々なメーカーから、固定画面のアクションゲームが発売されるのだが、本気で面白いと思ったゲームがあったのか記憶がない。

 

ちょっと楽しみにしたい。

 

 

敵に挟まれパニックになってソルトを力士のように使ってしまう度:★★★☆☆

ボーナスを取りに行って結局敵に挟まれてしまう度:★★★★☆

今でも楽しめる度:★★★☆☆